『プライドと偏見』(Pride & Prejudice)は2005年のイギリス映画である。原作はこれまで何度も映像化されているジェーン・オースティンの小説“Pride and Prejudice”。この作品は『高慢と偏見』『自負と偏見』等の訳題で親しまれてきたが、この題名が付けられたのはこの映画が初である。
主演はキーラ・ナイトレイ、マシュー・マクファディン、監督はジョー・ライト。キーラ・ナイトレイはこの映画で第78回アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた。他に美術賞・衣装デザイン賞・作曲賞でも候補になった。
ストーリー[]
高慢と偏見のあらすじを参照。
キャスト[]
※()内は日本語吹き替え担当
- エリザベス・ベネット:キーラ・ナイトレイ(弓場沙織)
- フィッツウィリアム・ダーシー:マシュー・マクファディン(東地宏樹)
- ベネット氏:ドナルド・サザーランド(家弓家正)
- ベネット夫人:ブレンダ・ブレッシン(増子倭文江)
- キャサリン夫人:ジュディ・デンチ(吉野佳子)
- ジェーン・ベネット:ロザムンド・パイク(水町レイコ)
- ウィッカム:ルパート・フレンド(内田夕夜)
- ビングリー:サイモン・ウッズ
- コリンズ氏:トム・ホランダー
- シャーロット:クローディ・ブレイクリー
- リディア・ベネット:ジェナ・マローン
- キティ・ベネット:キャリー・マリガン
- メアリー・ベネット:タルラ・ライリー
- キャロライン・ビングリー:ケリー・ライリー
スタッフ[]
- 監督:ジョー・ライト
- 製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ポール・ウェブスター
- 製作総指揮:ライザ・チェイシン、デブラ・ヘイワード
- 脚本:デボラ・モガー
- 撮影:ロマン・オーシン
- プロダクションデザイン:サラ・グリーンウッド
- 衣装デザイン:ジャクリーン・デュラン
- 編集:ポール・トシル
- 音楽:ダリオ・マリアネッリ
- 視覚効果:ダブル・ネガティブ
原作との相違点[]
- ダーシーが初めてプロポーズする場面は、原作ではエリザベスが滞在していたコリンズ氏の邸宅をダーシーが訪ねるが、映画では雨の降る戸外にて。
日本においてのこの映画に関する情報[]
- 公開日:2006年1月14日
- DVD発売日:2006年6月23日
- 配給:UIP
- DVD販売:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- サントラCD販売:ユニバーサル・クラシック
- 日本版ではラストシーンがカットされているが、「アメリカ版 エンディング」としてDVDに特典として収録
裏話[]
- 監督ジョー・ライトはこの映画で知り合ったジェーン役のロザムンド・パイクと婚約した。また、主演のキーラ・ナイトレイもウィッカム役のルパート・フレンドと交際をスタートさせた。
外部リンク[]
- 公式サイト(英語)
- ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントによるDVD紹介ページ(日本語)
- 英国政府観光庁 - プライドと偏見 ロケ地(日本語)
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