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曖昧さ回避 この項目では、映画シリーズ全般について記述しています。第1作目については「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」をご覧ください。
パイレーツ・オブ・カリビアン
Pirates of the Caribbean
監督 ゴア・ヴァービンスキー1-3
ロブ・マーシャル4
脚本 テリー・ロッシオ1-4
テッド・エリオット1-4
スチュアート・ビーティー1
ジェイ・ウォルパート1
製作 ジェリー・ブラッカイマー
出演者 ジョニー・デップ
ジェフリー・ラッシュ
オーランド・ブルーム1-3
キーラ・ナイトレイ1-3
ケヴィン・マクナリー
ペネロペ・クルス4
イアン・マクシェーン4
音楽 クラウス・バデルト1
ハンス・ジマー
ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ4
配給 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
公開 2003, 2006, 2007, 2011年
上映時間 462分(1-3
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 3作合計:
$865,000,000
興行収入 3作合計:
$2,681,440,232
  

パイレーツ・オブ・カリビアン』(Pirates of the Caribbean)は、ゴア・ヴァービンスキー(1-3作目)及びロブ・マーシャル(4作目)監督、テッド・エリオット及びテリー・ロッシオ脚本、ジェリー・ブラッカイマー製作によるファンタジー・冒険映画のシリーズである。ウォルト・ディズニーのテーマパークのアトラクションであるカリブの海賊をベースとしており、キャプテン・ジャック・スパロウジョニー・デップ)、ウィル・ターナーオーランド・ブルーム)、エリザベス・スワンキーラ・ナイトレイ)、キャプテン・ヘクター・バルボッサジェフリー・ラッシュ)、ジョシャミー・ギブスケヴィン・マクナリー)、アンジェリカ(ペネロペ・クルス)、黒髭イアン・マクシェーン)が登場する。

シリーズは2003年に拡大公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』より始まった。第1作目の成功の後、ウォルト・ディズニーピクチャーズは、三部作計画があることを明らかにした。3年後の2006年、第2作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』が公開された。続編は成功して、世界初公開日の興行記録を破った。最終的に世界興行収入は史上2番目の速さで10億6617万9725ドルまでに達し、歴代4位となった。シリーズ第3作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』は翌2007年に公開された。2011年3月現在までにシリーズ全てで世界中で26億8000万ドルの売り上げた。2008年9月、デップは第4作目となる『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』への出演契約を果たし、2011年5月20日に従来の2D、IMAX、ディズニーデジタル3-D、IMAX 3Dでの公開が発表された。撮影は2010年6月14日にハワイ州で始まった。ディズニーは更に2本作ることを計画している[1]

シリーズは Monkey Island の影響を受けていると言われ、脚本陣のひとりであるテッド・エリオットはかつてスティーヴン・スピルバーグ製作による同作品のアニメ映画の脚本を書いていた[2]

背景 編集

第1作目 編集

1990年代前半[3]、脚本家のテッド・エリオットテリー・ロッシオは『カリブの海賊』をベースとした脚本の構想を練っていた。ディズニーはジェイ・ウォルパートにドライブに基づく脚本を書かせ、そしてそれは、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが「ストレートな海賊映画」と感じ、拒絶した[4]。2002年3月、海賊についての知識のスチュアート・ビーティーが脚本を書き直し[5]、そしてその後でエリオットとロッシオが引き入れられた[4]。エリオットとロッシオは、『カリブの海賊』のアトラクションのナレーションの影響を受け、映画にスーパーナチュラルな要素を組み入れることを決めた[6]。予算の増加に伴い、マイケル・アイズナーロバート・アイガーは製作を中止しようとしたが、ブラッカイマーがコンセプトアートとアニマティックを見せて説得し、食い止めた[7]

2002年5月、ゴア・ヴァービンスキーは『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』を監督する契約を交わし、翌月にはジョニー・デップとジェフリー・ラッシュの出演も決まった[5]オーランド・ブルームは『ケリー・ザ・ギャング』ラッシュと共演した縁で脚本を読み、出演を決めた[8]。また、ヴァービンスキーはキーラ・ナイトレイの『ベッカムに恋して』の実績は知らず、オーディションのみで決めたという[9]。ウェザビー・スワン役には当初、トム・ウィルキンソンとの交渉がなされていたが[5]、結局、ジョナサン・プライスが演じることになった[9]

『呪われた海賊たち』の撮影は2002年10月9日に始まり、2003年2月7日に完了した[5]。公開前、海賊映画は長年成功例が無く、アトラクションが原作であり、当時ジョニー・デップ主演の大作がほとんど無かったことから、本作は失敗するとの見方が強かった[10]。しかしながらその予想に反し、『呪われた海賊たち』は批評面と商業面の両方で成功を収めることとなる。

第2作目と第3作目 編集

1作目の成功を機にキャストとスタッフは、2作同時に製作することもあってディズニーと長期にわたる続編契約を交わした[11][12]。脚本のテッド・エリオットとテリー・ロッシオは、『インディ・ジョーンズ』や『ジェームズボンド』のように前回と全く違う状況でキャラクターを動かすのではなく、『呪われた海賊たち』を3部作のひとつとして構成した[13]。彼らは1作目の終わりでのウィル・ターナーとエリザベス・スワンがあの後どうなるだろうかを考え、また、若返りの泉の話にすることも検討した[14]。最終的にデイヴィ・ジョーンズ、フライング・ダッチマン、クラーケンといった設定が加えられたほか、史実でも知られる東インド会社も登場させるとで自由の為に海賊たちが立ち向かうというテーマができあがった[15]

撮影は2005年2月28日午前8時に始まり[16]、『デッドマンズ・チェスト』は2006年3月1日[17]、『ワールド・エンド』が2007年1月10日に完了した[18]

第4作目 編集

3部作が成功し、デップが再びジャック・スパロウを演じたいという願望もあり、4作目の企画がスタートした。2007年4月にディズニーはティム・パワーズの小説『幻影の航海』の映画化権を買い取った。ゴア・ヴァービンスキーは当時、テレビゲーム『Bioshock』の映画化企画に携わっていたためプロジェクトから外れ、ロブ・マーシャルに監督の椅子が回ることとなった。一方で、製作のジェリー・ブラッカイマー、脚本のテリー・ロッシオとテッド・エリオットの参加する。2010年3月、デップ、ラッシュ、マクナリーの出演が正式に決まり、更に新たにイアン・マクシェーンペネロペ・クルスの参加が発表された。反面、オーランド・ブルームやキーラ・ナイトレイといった一部の主要キャストは出演しない。マクシェーンは新たな敵である黒髭、クルスその娘でジャックの恋人でもあるアンジェリカを演じる。

撮影は2010年6月14日から11月19日の間に行われ、3Dで撮られた[19][20]

企画中の作品 編集

第4作目出演する俳優たちは、近い将来第5作目と第6作目の同時撮影があるかもしれないのでスケージュールを空けるようにディズニーから言われている[1]。2011年1月14日、テリー・ロッシオがこれまでパートナーだったテッド・エリオット抜きで第5作目の映画脚本を書くことがわかった[21]

主要キャスト 編集

キャラクター 映画
呪われた海賊たち デッドマンズ・チェスト ワールド・エンド 生命の泉
ジャック・スパロウ ジョニー・デップ
ヘクター・バルボッサ ジェフリー・ラッシュ
ジョシャミー・ギブス ケヴィン・マクナリー
ウィル・ターナー オーランド・ブルーム  
エリザベス・スワン キーラ・ナイトレイ  
ジェームズ・ノリントン ジャック・ダヴェンポート  
ウェザビー・スワン ジョナサン・プライス  
ピンテル リー・アレンバーグ  
ラゲッティ マッケンジー・クルック  
マーティ マーティン・クレバ  
コットン デヴィッド・ベイリー  
Scarlett ローレン・マハー  
Giselle ヴァネッサ・ブランチ  
Lt. Theodore Groves グレッグ・エリス   グレッグ・エリス
ムルロイ アンガス・バーネット   アンガス・バーネット  
マートッグ ジャイルズ・ニュー   ジャイルズ・ニュー  
ジレット中尉 ダミアン・オハラ   ダミアン・オハラ
アナマリア ゾーイ・サルダナ  
デイヴィ・ジョーンズ   ビル・ナイ  
カトラー・ベケット   トム・ホランダー  
ティア・ダルマ(カリプソ)   ナオミ・ハリス  
ブーツストラップ・ビル・ターナー   ステラン・スカルスガルド  
マーサー   デヴィッド・スコフィールド  
サオ・フェン   チョウ・ユンファ  
ティーグ   キース・リチャーズ
アンジェリカ   ペネロペ・クルス
黒髭   イアン・マクシェーン
スクラム   スティーヴン・グレアム
フィリップ・スウィフト   サム・クラフリン
シレナ   アストリッド・ベルジェス=フリスベ
ジョージ2世   リチャード・グリフィス
Gahreng   松崎悠希
タマラ   ジェマ・ワード
Salaman   Paul Bazely
Derrick   Richard Thompson
King Ferdinand VI   Sebastian Armesto
Spaniard   Óscar Jaenada
ゾンビ   Derek Mears
猿のジャック Tara / Levi Chiquita / Pablo  
Prison Dog Chopper  

主要スタッフ 編集

役職 映画
呪われた海賊たち デッドマンズ・チェスト ワールド・エンド 生命の泉
監督 ゴア・ヴァービンスキー ロブ・マーシャル
製作 ジェリー・ブラッカイマー
脚本 テッド・エリオット
テリー・ロッシオ
スチュアート・ビーティー
ジェイ・ウォルパート
テッド・エリオット
テリー・ロッシオ
音楽 クラウス・バデルト ハンス・ジマー ハンス・ジマー
ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ
撮影 ダリウス・ウォルスキー

参考文献 編集

  1. 1.0 1.1 MCWEENY, DREW(2010年12月4日). “Disney will set sail for 'Pirates of the Caribbean' 5 & 6 back-to-back”. HITFIX. http://www.hitfix.com/blogs/motion-captured/posts/exclusive-disney-will-set-sail-for-pirates-of-the-caribbean-5-6-back-to-back 
  2. http://www.worldofmi.com/comments.php?type=news&id=1259&action=read
  3. Gerard Raiti(2003年7月11日). “ILM and Disney Make Pirate Perfection”. VFXWorld. http://vfxworld.com/?sa=adv&code=1e242f07&atype=articles&id=1798&page=1 2007年5月14日閲覧。 
  4. 4.0 4.1 Stax(2003年6月25日). “Depp & Bruckheimer Talk Pirates”. IGN. http://uk.movies.ign.com/articles/425/425848p1.html 2007年5月13日閲覧。 
  5. 5.0 5.1 5.2 5.3 Greg Dean Schmitz. Greg's Previews - Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl (2003). Yahoo!. 2006年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年5月13日閲覧。
  6. Ted Elliott, Terry Rossio, Stuart Beattie, Jay Wolpert.(2003年) (DVD). Audio Commentary. Buena Vista 
  7. “Exclusive Interview: Jerry Bruckheimer”. Moviehole.(2007年5月21日). オリジナルの2007年5月24日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20070524115946/http://www.moviehole.net/interviews/20070521_exclusive_interview_jerry_bruc.html 2007年5月21日閲覧。 
  8. Caroline Westbrook(2003年8月8日). “Pirates films tests its stars”. BBC. http://news.bbc.co.uk/1/hi/entertainment/film/3132669.stm 2007年5月13日閲覧。 
  9. 9.0 9.1 Gore Verbinski, Johnny Depp.(2003年) (DVD). Audio Commentary. Buena Vista 
  10. Chris Nashawaty. “Box Office Buccaneer”. Entertainment Weekly. http://www.ew.com/ew/article/0,,20037288_20037290_465481,00.html 2007年5月18日閲覧。 
  11. Brian Linder(2003年10月21日). “Back-to-Back Pirates”. IGN. http://uk.movies.ign.com/articles/455/455825p1.html 2007年5月12日閲覧。 
  12. (DVD) According to Plan: The Harrowing and True Story of Dead Man's Chest. Buena Vista.(2006年) 
  13. Ted Elliott, Terry Rossio.(2006年) (DVD). Audio Commentary. Buena Vista 
  14. (DVD) Charting the Return. Buena Vista.(2006年) 
  15. Everything Relates Back to What Started Everything Off in the First. Production Notes. 2007年5月23日閲覧。
  16. Los Angeles: The Voyage Begins. Production Notes. 2007年5月24日閲覧。
  17. Chapter 7 - Return to The Bahamas. Production Notes. 2007年5月24日閲覧。
  18. “Aloha Oe: Hawaii Farewell”. Production Notes. http://numberonestars.com/pirates3/production17.htm 2007年5月21日閲覧。 
  19. Eller, Claudia; Chmielewski, Dawn C.(2010年5月3日). “Not even Bruckheimer movies can escape budget cuts”. Los Angeles Times. http://articles.latimes.com/2010/may/03/business/la-fi-ct-bruckheimer-20100427 
  20. http://twitter.com/BruckheimerJB/status/5786179723067393
  21. Fleming, Mike (2011年1月14日). Disney Sets Terry Rossio To Script Fifth 'Pirates of the Caribbean' Installment. Deadline New York. 2011年1月14日閲覧。

外部リンク 編集

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